【遠のく老後…ドローンの翼、未来を翔る】
皆様、ご無沙汰しております。青山学院高等部22期の澁井清春です。
同窓会報のご縁で、多年の沈黙を破り、近況をご報告申し上げます。
大学にて経済学部を修了後、熊谷組にての営業活動を通じ知り合った横浜市議会議員のS様や不動産会社社長のK様からNPO法人設立の声を頂きました。その後にRCヘリコプター(ドローン)関連のNPO法人LANDMINEZEROの理事として現在は3代目の理事長を拝命しております。
我々が想像もしなかった新しい世界を実現するための技術や知識を学ぶ場として、ドローンの操縦技術を官民を問わず伝授させて頂いております。
ドローンの進化は驚くべきもので、今後もその可能性は無限大です。
そして、18年の歳月を経て、昨年12月よりドローン国家資格の制度も始まりました。
軍事の世界でのドローンの注目度も高まる一方、ドローン技術は、60業種以上のサービスを提供出来るようになりました。河川やダムの調査から発電所の点検、気象観測、スポーツ番組の空撮、農薬の散布からソーラーパネル等の洗浄等に至るまで、その活用の場は広がりを見せています。
そんな中、NPO法人として各現場、社会に貢献できるドローン操縦士の育成に注力しています。
酷暑が続く中、老体に鞭打っての訓練は確かに厳しいものがあります。しかしその中でも、若いインストラクターの力を借り、風を感じる訓練に励んでいます。ドローンの可能性は驚異的で、未来への展望は非常に明るいと思います。
朝ドラの万太郎博士は『雑草という草はない』と名言を残しました。我ら同窓生は、趣味や環境は異なるかもしれませんが、私たちそれぞれが持つ役割で独自の存在価値を放っています。
私自身、老後を迎える日も近づいておりますが、新しい技術や知識を学ぶ喜びが勝り老後は遠のいているようです。
今後とも、皆様のご健勝と益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ありがとう御座いました。